誰も自分を覚えていない? 役所広司×宮藤官九郎のNetflix新作、その設定が気になる

久しぶりに戻った場所で、自分だけが昔の立ち位置を覚えている。そんな気まずさを、思い切り大きくしたような設定だ。役所広司主演、宮藤官九郎脚本のNetflix映画『俺のこと、なんか言ってた?』は、2026年10月22日から世界独占配信される。
ロンドンで成功した俳優を待っていたのは「忘却」
主人公は大物俳優の高瀬川玄。ロンドンの舞台を成功させて2年ぶりに帰国するが、家族にも世間にも仕事仲間にも、自分が忘れられていることに気づく。Netflixは、承認欲求を抱えた男の再出発を描くヒューマンコメディーとして紹介している。
企画・プロデュースは磯山晶。公開された予告には、舞台上の姿だけでなく、コンセプトカフェや熱波師など、主人公が思わぬ場所に立つ場面も登場する。具体的な結末まで説明されているわけではなく、この振れ幅自体が作品を知る入口になっている。
「有名であること」と「必要とされること」は同じなのか
設定を読んで気になるのは、成功そのものが消えたのか、それとも周囲の反応が変わっただけなのかという点だ。肩書きが強いほど、それが通じない場所では何を頼りにすればいいのか分からなくなる。
これは作品を鑑賞した感想ではなく、発表内容からのKINOTEの着眼点。SNSの反応や検索結果で存在感を確かめることに慣れた今、「覚えてもらえている」という実感を扱う物語は、芸能界の話だけでは終わらなさそうだ。
予告を見るなら、主人公の変化に注目
役所広司の名前だけで重厚なドラマを想像した人ほど、予告のコミカルな場面との落差を楽しめるかもしれない。まずは、玄が周囲をどう見ているか、自分をどう扱っているかを追ってみたい。
配信開始はまだ先。現時点では「どんな設定の映画か」を押さえ、公開後に物語の受け止め方を更新するのがよさそうだ。配信日や最新映像はNetflixの公式発表で確認できる。
公式映像をチェック
情報確認:2026年9月13日。発売日・開催日・価格などは発表時の情報です。最新の案内は記事内の公式リンクで確認できます。


